受験前日のゲームやノー勉はいい?やってはいけないことを解説

大学受験

受験前日、これまでの努力を無駄にしないために、どのように過ごすべきか悩む人が多くいます。
その中でも、「ゲームで気分転換するのはアリ?」「ノー勉でも大丈夫?」と気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、ゲームやノー勉はいい?という疑問にお答えしながら、受験前日の過ごし方について詳しく解説します。
明日の本番に万全の状態で臨めるよう、ぜひ参考にしてください。

受験前日にゲームはいい?

受験前日は緊張するもの。そんな時、ゲームをしてリラックスするのはいいのか気になりますよね。
普段ゲームで気分転換しているであれば、いつも通りの習慣として少しプレイするのは問題ありません。ただし、やりすぎには注意が必要です。
一方で、受験勉強のためにゲームをやめていた場合は、受験前日にやるのはおすすめしません。久しぶりにプレイすると、思わず夢中になってしまうこともあります。
また、ゲームは頭を使うため、受験直前に余計な思考が働いてしまう可能性があります。

ゲームアプリを消した当塾の生徒

当塾にはゲームアプリの「パズドラ」をずっとプレイしていた生徒がいました。しかし、高3の初めごろ、友達同士でお互いのゲームアプリを削除していました。
その生徒は、学校の先生から「難しいだろう」と言われていた難関大学に見事合格。合格した理由のひとつとして、勉強に専念するために環境を整えたことが挙げられます。
ゲーム自体が悪いわけではありませんが、夢中になりすぎると時間を忘れてしまったり、勉強への集中が削がれたりしてしまいます。
受験期には、自分にとって今必要なものと必要でないものを見極めことが大切です。

受験前日にノー勉はアリ?

受験前日にまったく勉強しない「ノー勉」はおすすめできません。
これまでの学習を軽く復習し、確認を行うことで、頭が整理されて気持ちも落ち着き、本番にいい状態で臨むことができます。
また、受験前日に新しい参考書や問題集に手をつけるのはNGです。
自分が解けない問題が出てくると、「こんなの解けない…」と不安になりやすく、かえって焦ってしまう原因になります。さらに、新しい知識は記憶の定着がしづらく、効率が悪いため、試験当日に活かせる可能性が低いです。
重要なのは、「今までの学習をしっかり思い出せる状態でいること」です。受験前日は、新しいことを詰め込むのではなく、これまでのノートを見返したり、重要ポイントを確認したりして、安心感を持って試験に臨みましょう。

受験前日にやってはいけないことは?

受験前日に体調を崩したり、集中力を下げたりする行動は避けるべきです。以下のポイントを意識して、本番に向けて万全の準備をしましょう。

遅起き

受験当日は朝早くから行動する必要があります。前日に遅く起きると体内リズムが崩れ、当日に寝坊したり頭がぼんやりしたりといったリスクがあります。
受験前日は試験開始時間に合わせて起床し、朝のルーティンを整えておくのが理想です。

消化の悪い食事

油っこいものや刺激の強い食事は、胃腸に負担がかかり、当日の体調に影響を与える可能性があります。消化の良い食事を選び、腹八分目を意識することが大切です。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

普段やらないこと

受験前日はいつも通りの生活を心がけ、余計なストレスを避けるのがベストです。
「げん担ぎで新しいことを試す」「普段行かない場所に行く」などは、体調やメンタルに影響を与える可能性があるため避けましょう。

徹夜

「最後の追い込み!」と思って夜遅くまで勉強するのは逆効果。睡眠不足は記憶の定着を妨げ、集中力を大きく下げるため、十分な休息を取ることが重要です。
最低でも6〜7時間は睡眠を確保し、スッキリした頭で試験に臨みましょう。

受験前日は当日の持ち物や時間を改めてチェック

受験当日は、忘れ物や遅刻の心配をなくすことが大切です。
前日に持ち物リストを確認し、試験会場までのルートや所要時間を改めてチェックしておきましょう。

 

  • 受験票・身分証明書
  • 筆記用具(鉛筆・シャーペン・消しゴム・定規)
  • 時計(スマホは不可のため要確認)
  • お金(交通費・昼食代)
  • 防寒具(会場の温度調整に対応できるもの)
  • 軽食・飲み物(エネルギー補給)

 

また、当日の天気予報もチェックし、雨や雪の場合は早めに出発するなどの対策をしておきましょう。

受験前日の過ごし方で当日が決まる!

受験前日は、これまでの努力をしっかり発揮するための「準備の日」です。焦る気持ちがあるかもしれませんが、「普段通り」を意識して落ち着いて過ごすことが大切です。
ゲームは習慣でやっているなら少しはいいかもしれませんが、やりすぎないように注意が必要です。また、ノー勉ではなく、軽くノートを見返すことで安心して試験に挑めます。
受験前日は、忘れ物や遅刻の心配をなくすように、記事で紹介したチェックポイントを参考にしてくださいね。
前日までの準備で、本番のパフォーマンスは大きく変わります。ここまで頑張ってきた自分を信じて、 最高のコンディションで試験に挑みましょう。

 

 

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